- どうか
- I
どうか【同価】価値・価格が等しいこと。 等価。IIどうか【同化】〔assimilation〕 (名)(1)本来異なる性質や考え方が同じものになること。⇔ 異化「その社会に~する」(2)外から得た知識などを理解して自分のものとすること。(3)生物体が外界から摂取した物質に特定の化学変化を加え, その生物に固有あるいは必要な物質を作り出すこと。 同化作用。 アナボリズム。⇔ 異化(4)マグマが周囲の岩石や外来物質を取り込み, 一つのものに混合すること。 同化作用。(5)〔言〕 ある音素が隣接する音素に影響されてそれと同じ, または似た性質のものに変化すること。 エビス(ebisu)の i が先行する e と等しくなってエベス(ebesu)となる類。⇔ 異化IIIどうか【堂下】堂の下。IVどうか【如何か】※一※ (副)(1)丁寧にものを頼む気持ちを表す。 なにとぞ。 どうぞ。
「就職の件~よろしくお願いします」「~助けて下さい」
(2)漠然としたある状態・事柄の実現を期待する気持ちを表す。 なんとか。 どうにか。「~して下さい」「~なるさ」
(3)いつもの状態と異なっている, 変な様子である, といぶかしく思う場合などに使う。「こんな失敗をするなんて今日は~している」「陽気のせいで~したんじゃない」
※二※ (連語)〔副詞「どう」+副助詞「か」〕(1)(多く「かどうか」の形で)判断に迷う気持ちや疑問の意を表す。 どうであろうか。「これでいいか~よくわからない」
(2)(多く「たらどうか」「てはどうか」の形で)問いかけ・誘いかけの意を表す。 どうですか。「もっと働いたら~」「こうしては~」
~こうかなんとか。 やっと。 どうにかこうにか。「~暮らしを立てる」
~した何かちょっとした。 ふとした。「~拍子にはずれる」「~はずみで喧嘩になる」
~して(1)たまたま。 都合で。「~遅れたりすると大騒ぎだ」
(2)何とかして。「~初戦を突破したい」
~すると(1)場合によると。 ひょっとすると。「この件は~大問題になるかも知れない」
(2)ややもすると。「~見過ごしがちだ」
~と思・う(そのことには)あまり賛成できない。 疑問を感じる。V「彼一人に任せるのは~・う」
どうか【導火】火薬を爆発させるためにつける火。 くちび。VIどうか【道家】(1)中国, 諸子百家の一。 老子を祖とする学派で, 荘子らが継承し発展させた。 宇宙原理としての道を求め, 無為・自然を説いた。 のち広く道教をも含めていう。(2)道教を奉ずる人。 道士。VIIどうか【道歌】教導のために宗教的道徳的な教訓をよみこんだ和歌。VIIIどうか【銅戈】弥生時代の青銅製の戈(ホコ)。 本来中国起源の利器であったが, 多くは儀礼・祭祀(サイシ)に用いたと思われる。→ 銅剣→ 銅鉾IXどうか【銅貨】銅を主材料とした貨幣。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.